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サークル: 大アザラシ帝国
シミュレーション断面図浮気常識改変同居
同じ三十日間を、純愛でもハーレムでも寝取られでも寝取らせでも催眠でも遊べる——設定ひとつで味付けを変えられるのが、この作品の一番の売りです。ヒロインとライバルの関係を自分の手で組み立てて眺めるのが好きな人、「このジャンルは好きだけどこの要素だけは嫌」という線引きがはっきりしている人に刺さる作品です。逆に、CG枚数や濃い読み物を期待して買うと物足りなく感じるタイプでもあります。
どんなゲームか

東方Projectの二次創作にあたるR18の同居生活シミュレーションです。異変で屋敷ごと封印され、封印が解けるまでの三十日間、外には出られません。閉じ込められたのは外来人であるプレイヤー、霊夢・魔理沙・咲夜・早苗の四人、そしてもう一人の外来人の男——ライバルです。封印は少女たちの力も抑えているため、空も飛べず術も使えない状態での共同生活になります。
一日は六つの時間帯に分かれ、部屋を移動して、そこにいる子と話す・褒める・手伝う・誘うといった行動を取っていきます。プレイヤーが一手動くと、ヒロインもライバルも一手動きます。ライバルは狙いを定めて口説き、酔わせて部屋まで送り、隙があれば手を出してきます。それを知る手がかりは目撃・音漏れ・部屋に残った痕跡・噂・覗きだけなので、「今日誰に会うか」を決めることは、同時に「何を見逃すか」を決めることでもあります。正攻法で恋人になる道のほかに、浮気、寝取らせ、酔わせる・眠らせる、写真を弱みにして脅すといった手段もあり、汚い手を使えば噂が広まって日常の扱いが悪くなる、という代償も用意されています。

エンディングは、誰と結ばれ、誰を取られ、誰が孕み、誰と帰るかで分かれます。一周目をクリアすると催眠装置が解禁され、二周目以降は同じ三十日を判定なしで書き換えられるようになります。周回時にはライバルの強さや、貞操観念・惚れっぽさ・嫉妬深さといったヒロインの個性も選び直せるため、同じ四人で別バージョンの三十日を回せる構造です。
買った人が評価している点

一本で純愛からNTRまで、遊び方を自分で選べる 最も多くの購入者が挙げているのがここです。開始時の設定で登場人物の性格や難易度を決められ、純愛、ハーレム、浮気、寝取られ、寝取らせ、催眠といった方向性を自分で選べます。寝取られ要素は一周目からオフにできる(体験版でも切れる)ため、そのジャンルが苦手だという購入者からも「安心して遊べた」という評価が出ています。苦手な人が避けられるだけでなく、ライバルを強く設定して奪われるスリルを作る、奪われたものを奪い返す、あえて二股させる、といった方向に振ることもできる、という声もあります。好きなシチュエーションがこの中にあるなら、それを狙って再現できるタイプの作品です。
人間関係と、行動に対する反応の作り込み プレイヤーの細かい行動にちゃんと反応が返ってくる点を、複数の購入者が高く評価しています。好感度が見た目の段階よりも細かい刻みで動いている、キャラ同士の関係性によっても反応が変わるので思わぬ場面でドキッとさせられる、といった指摘です。恋人・元恋人・セフレ・脅迫下など、ヒロインがどういう状態かによってセリフや反応が変わる点、本番シーンでも相手の心理状態で反応が違う点を挙げる人もいます。自由度の高い箱庭ゲームは反応が使い回しに感じて飽きやすいが、この作品はそこを踏みとどまっている——という評価の仕方が目立ちます。

UIと遊びやすさがしっかりしている UIの出来を具体的に褒めるレビューが複数あります。人物相関で関係性を一望でき、各ステータスの詳細も見やすい、マウスホバーのツールチップで迷わない、細かい設定を手間なく変更できる、といった内容です。運が絡む行動では成功率と出目が毎回表示されるため、何が起きたか分からないまま失敗することがない点も評価されています。関係が固まったあとは最終日までスキップできるので、三十日が長く感じられてもストレスにならなかった、という声も複数。設定を変えて何周も回す遊び方に耐えるだけの快適さがある、という受け取り方です。
クリア後に本番が来る周回構造 「クリアしてからが本番」と書く購入者が何人もいます。一周目は屋敷の中で何が起きるかを知る周回で、クリア後に解禁される催眠装置で同じ三十日を思いのままに書き換えられるようになります。実績を集めると催眠の種類や開始時の設定項目が増えていくため、周回するほどやれることが広がっていきます。催眠で変えた数値が普段の日常にも残り、好感度は低いのに体だけが覚えている、といった状態を作れる点に反応している人もいます。一周遊んで終わりではなく、設定を変えて何度も回す前提の作りです。

同種の人間関係シミュを探していた層への刺さり方 過去にあった同系統の人間関係シミュレーションを遊び込んでいた購入者から、代わりになるものをずっと探していた、という熱量の高い評価が複数寄せられています。キャラメイクはないがパラメータをいじることで似た遊び方ができる、という具体的な比較もあります。あわせて、作者のバージョンアップが速くユーザーの意見が反映されている点を評価する声も複数ありました。
買う前に知っておきたい注意点

立ち絵・CGにAI画像生成を使用している これは公式に明記されている点です。レビューでも、AI生成を使っていること自体に触れたうえで「適材適所で使われている」「粗製乱造ではない」と評価する人がいます。気にならない人には問題になりませんが、AI生成イラストに抵抗がある人は、購入前に作品ページの紹介画像を自分の目で確認して判断するのが確実です。
えっちシーンのボリュームは控えめ CGの枚数や体位の数は多くない、行為のパターンが少なくそこは飽きた、描写やセリフがやや薄い——といった指摘が複数あります。一方で同じ点について「CG数は大した問題じゃない」「体位の少なさは気にならなかった」と書く人も複数いて、ここは評価が割れています。人間関係の仕組みを動かすこと自体が目的になる人なら気になりませんが、CG枚数やシーンのバリエーション、読み物としてのテキスト量を重視して買う人は避けたほうがいいでしょう。

既定の難易度は低め デフォルト設定だと恋人になるのは割と容易、一周目からハーレムまで持ち込めた、という声が複数あります。ライバルが弱いという指摘も出ており、これについてはアップデートで調整が入ったという報告もあります。独占したい人・まずは全員と仲良くなりたい人にはむしろ優しい設計ですが、攻略の手応えや奪われる緊張感を求める人は、ライバルの強さやヒロインの個性を自分で設定して難易度を作る前提で考えてください。
向いている人・向いていない人

向いている人
- 人間関係の数値や設定をいじって、自分の思い描いた関係図を作るのが好きな人
- 純愛・ハーレム・浮気・寝取られ・寝取らせ・催眠のどれかに惹かれていて、その濃さを自分で決めたい人
- 同居型・箱庭型の人間関係シミュレーションを探していて、何周も回す遊び方が苦にならない人
向いていない人
- CG枚数・体位の多さ・テキストの読み応えを重視する人
- AI生成イラストに抵抗がある人
- 既定設定のまま歯ごたえのある攻略を楽しみたい人
まとめ

自分で設定を決めて、ヒロインとライバルの三十日間を好きな形に転がすのが楽しい人なら、買って満足できる作品です。エロシーンのボリュームで満足を得るタイプではなく、人間関係の仕組みとそれに返ってくる反応で遊ぶタイプなので、その方向性が自分の好みと合うかどうかが判断の分かれ目になります。寝取られ要素は体験版の時点でオフにできるので、ジャンル面で不安がある人は体験版で確かめてから買うのが安全です(体験版のセーブは製品版に引き継げます)。