「パロゴンクエスト」レビュー|レトロRPG好きが買う前に知っておきたい評価点

※本記事にはプロモーション(アフィリエイトリンク)が含まれます。

パロゴンクエスト -トロの勇者と運命の花嫁- Ver1.03 メインビジュアル

サークル: さくらぷりん

ロールプレイングファンタジー中出し合意なし

▶ DLsiteで作品ページ・サンプルを見る

「パロゴンクエスト -トロの勇者と運命の花嫁-」の一番の売りは、国民的RPGシリーズの初代をそのまま遊んでいるような手触りのRPGが、まるごと18禁作品として成立していることです。エロ目的で短時間で済ませたい人よりも、昔のドット絵RPGをレベル上げから装備集めまで腰を据えて遊びたい人に刺さります。逆に「とにかく早くHシーンを見たい」という動機で買うと、噛み合わない可能性が高い作品です。

どんなゲームか

「パロゴンクエスト」レビュー|レトロRPG好きが買う前に知っておきたい評価点 — どんなゲームか

竜王子によって闇に閉ざされた世界を、勇者トロの末裔として救いに行く王道ファンタジーのロールプレイングです。魔物を倒してレベルを上げ、世界を旅して伝説のアイテムを集め、魔の大陸の魔王に挑むという流れで、戦闘はターン制。ジャンルタグはR18・ロールプレイング・ファンタジー・中出し・合意なしで、音楽も入っています。

特徴のひとつがヒロインセレクトです。王国の王女、異国の冒険者、温泉宿の看板娘という3人の花嫁候補から1人を選んで旅ができ、購入者の感想では、選んだヒロインによって同じ共通ルートでも展開や台詞が少し変わる、主人公の振る舞いによってサブシナリオや登場人物の反応が変わるといった分岐の作り込みが語られています。

一度クリアすると特別な呪文を覚え、2周目以降は経験値が2倍・3倍と増えていき(最大9倍)、アイテムや装備、ゴールドも引き継げます。強力な宝物が新たに出現する要素もあり、一度見たシーンはギャラリーモードでいつでも見返せる作りです。体験版のセーブデータを製品版に引き継げる点も公式に案内されています。

買った人が評価している点

「パロゴンクエスト」レビュー|レトロRPG好きが買う前に知っておきたい評価点 — 買った人が評価している点

オマージュ元への再現度とレトロな空気感 最も多く挙がっているのがここです。キャラクターが出てくるだけでなく、ストーリーの骨格、マップ、モンスター、BGM、細かい小ネタまでパロディが行き渡っていて、原作への愛を感じたという声が複数あります。ドット絵の表現も当時の制限を意識した作りだと受け取った人がいて、「昔やっていたあの風景が戻ってきた」という懐かしさが満足の中心になっています。世代ではない人からも、それでも十分楽しめたという感想が出ています。

エロを抜きにしてもゲームとして成立している 戦闘に歯ごたえがあり、強い装備を揃えるだけでは切り抜けられない場面がある、油断すると普通に死ぬ、だからレベル上げと装備選びが意味を持つ──という評価が何人からも出ています。街の人から情報を集めたり隠し宝箱を探したりする探索の楽しさ、魔法を物や人に使う謎解き要素にも言及があり、「エロゲーを遊ぶつもりだったのに普通にRPGに夢中になっていた」という趣旨の感想が複数見られます。市販のRPGと比べても遜色なかったという評価もありました。

周回するほど楽になり、周回に見返りがある 2周目以降はレベルが1に戻る代わりに経験値が倍々で増えていくため、周を重ねるごとに攻略がどんどん軽くなります。装備やアイテムの引き継ぎ、周回限定の隠し要素、別のヒロインを選ぶことで見られるシーンなど、繰り返し遊ぶ理由が用意されている点が好評です。1周目のきつさを知った上で「2周目からは楽なので、そこは気にせず買っていい」と書いている人もいます。

イラストの質とシーンのバリエーション サークルの�ビジュアルを理由に購入を決めた人もいるほどで、絵柄は万人受けするタイプ、ヒロインの体型が好みだったという声が目立ちます。シーンは通常版とクリア後の呪文を使ったバージョンで差分があり、その違いを楽しめたという感想もありました。ギャラリーモードで回収状況を埋めていく遊び方も、やり込みの動機として受け止められています。

詰まったときの逃げ道が用意されている 謎解きやヒントの少なさで手が止まる場面はあるものの、ゲーム内の会話にヒントがあり、サークルの公式サイトに攻略情報が載っているため結局詰まらなかった、という声があります。積みゲーを作りがちな人にとってありがたい作りだと評価されていました。

買う前に知っておきたい注意点

「パロゴンクエスト」レビュー|レトロRPG好きが買う前に知っておきたい評価点 — 買う前に知っておきたい注意点

エロに辿り着くまでの道のりが長い 中身が本当にRPGなので、シーンを見るには冒険を進める必要があります。1時間遊んでHイベントが1つだけだった、全シーン回収には周回と時間がかかる、ゲーム全体のボリュームに対してエロの比率は控えめ──といった指摘が複数あります。ただしここは評価が割れていて、各所にシーンが配置されているので辿り着けないほどではない、準備に時間がかかるぶん達成感と一緒に味わえたという受け取り方もあります。RPGを遊ぶ時間そのものが楽しめる人なら気になりませんが、短時間で実用目的だけを満たしたい人は避けたほうがよいでしょう。

合意なしの展開が多めで、好みが分かれる ジャンルタグに「合意なし」があり、購入者の感想でも凌辱寄り・無理やりの展開が多いという指摘が複数出ています。一方で鬼畜度は高くない、過激すぎないという評価もあり、ノーマルな場面も含めて種類は幅があるようです。この手のシチュエーションが好きな人、あるいは特に苦手でない人なら問題ありませんが、苦手意識がはっきりある人には勧めにくい内容です。

当時のRPGの不便さもほぼそのまま 歩く速度が遅く感じる、ヒントが少ない、アイテムの最大所持数が絞られている、画面サイズが固定で今のPCの解像度には低く感じる、といった声があります。これは再現度の高さと表裏一体で、懐かしさとして肯定的に書いている人もいますし、今の基準でブラッシュアップしてほしかったと書いている人もいます。なお最新のVer1.03ではBGM・SEの音量調整、歩行スピードの調整、メッセージスキップ、アイテム売買の個数指定といったオプションが追加されており、不便さの一部は緩和されています。現代的な快適さを前提にしたい人は、まず体験版で手触りを確かめるのが無難です。

向いている人・向いていない人

向いている人

  • 国民的RPGシリーズの初代やファミコン時代のRPGに思い入れがあり、パロディとしての再現度を楽しみたい人
  • レベル上げ・装備集め・謎解き・探索を含めて、RPGそのものを数時間以上じっくり遊びたい人
  • 周回前提のやり込みに抵抗がなく、引き継ぎで楽になっていく設計を楽しめる人

向いていない人

  • 短時間でシーンだけを効率よく見たい人、エロの比率の高さを重視する人
  • 合意なし・凌辱寄りのシチュエーションが苦手な人
  • 操作の快適さや画面解像度など、現代的な作りを前提にしたい人

まとめ

「昔のRPGをもう一度、今度は大人向けの内容で遊びたい」という動機で買う人なら、満足できる可能性が高い作品です。エロは冒険の到達点として配置されているので、ゲーム部分を遊ぶ時間こそが本体だと割り切れるかどうかが判断の分かれ目になります。迷っている場合は、セーブを製品版に引き継げる体験版で、戦闘のテンポと操作の手触りを先に確かめてみてください。

DLsiteで作品ページを見る →価格・セール状況・体験版の有無は作品ページで確認できます。